【映画】ナイブズアウト考察ネタバレ!ラストシーンの意味は?

今回は2020年1月31日に公開された映画【ナイブズアウト~名探偵と刃の館の秘密~】を見てきたので、気になった部分を幾つか解説したり、考察を交えて書き記したいと思います!

※本記事はネタバレも含むので、視聴前の方はご注意ください。

あくまで私の考えなので、ぜひあなたの考えも教えてほしいと思います!

ナイブズアウトってどんな映画??

ミステリー小説家の大富豪、ハーラン・スロンビーは自身の85歳の誕生日パーティーの翌朝、喉をナイフで切り裂かれて亡くなっているのが発見されます。

警察はハーランの死を自殺だとみなしますが、探偵のブノワ・ブランだけが他殺を疑っていました。

誕生日パーティーに出席していたハーランの親族たちに警察が事情聴取を行う中、ブランはそれぞれが何かを隠しているのを確信します。

彼は調査を進めるにあたって晩年ハーランの世話し、年の離れた友達でもあった看護士マルタ・カブレラを助手に任命します。

なぜならマルタは特殊な体質を持っていたからです。

〈嘘をつくと嘔吐する〉

これにより物語は思わぬ方向に展開して行きます。

「007」シリーズで有名なダニエル・クレイグが鋭い観察力を持つが少しお茶目な探偵ブノワ・ブランを見事に演じています。

ハーランの遺産を求めて醜い争いをする親族たちも濃い面々が揃っています。

汚い言葉使いのだらしない孫、ランサム・ドライズデールは「キャプテン・アメリカ」シリーズで知られるクリス・エヴァンスが演じます。

今までの正義感溢れる印象とは全く違う彼を見れますよ!

監督は「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」のライアン・ジョンソン!

どうやら続編の噂もあるとか。

ここまで読んでまだ観るか迷っている方に

ミステリー映画「ナイブズ・アウト」は濃いキャラクターの面々のおかげでコメディ要素強めに仕上がっています。

しかし細かい伏線が続々と回収され見事なラストに向かっていく様はまさに王道ミステリー!

「ミステリーは登場人物が多くて観るのが疲れちゃう」

そんな方も安心、冒頭から家族たちのキャラクターを巧みに説明してくれます。

自然とそれぞれの立場や関係性等が頭に入ってくる用に仕上げてくれています。

さらに次々にトリックの裏側を教えてくれる展開は我々を飽きさせません。

そして最後にはしっかりともうひと展開待っていますよ。

【映画】ナイブズアウト考察ネタバレ

ここからは気になった点をいくつかピックアップしていこうと思います。

軽いネタバレも入ってしまいますので注意して下さい☆

ハーランはなぜ親族全員に遺産を相続しなかった?

「そんなのは当たり前だ!」

という意見もあると思います。

しかし長女のリンダや孫のメグなどにも相続しなかったことには少し疑問を持つ方がいてもおかしくないと思います。

ハーランの出版社のCEOとして働いていた、次男のウォルターには事実上の解雇通告をします。

そのとき「もっと早くこうするべきだった。お前は自由だ。」

などとハーランは伝えます。

父の力に頼りきってお金を稼いでいた息子を案じた発言に感じます。

小説の映画化やドラマ化の計画などお金への執着も強かったウォルターに相続しないのは納得できます。

では長女のリンダはどうでしょうか。

リンダはヒステリックな一面はあるものの、父ハーランとの関係はそれほど悪かったとは思えません。

夫リチャードの浮気を知ったハーランもリンダを心配し、伝えようとしていました。

手紙での伝え方もリンダの幼少期からの思い出の方法で伝えます。

そこには確かに親子の愛を感じます。

しかしリンダに遺産を相続してしまうと、浮気をしているリチャードや問題児の息子ランサムにもお金が渡る可能性があります。

ランサムをこれ以上甘やかしてはいけないという思いもあったでしょう。

さらにリンダは自身で不動産の会社を経営して成功を納めています。

自分の力で大きくした会社にも誇りを持って強く生きています。

そんなリンダには今更遺産等必要ないと判断したのではないでしょうか。

では亡き長男の娘のメグはどうでしょうか。

高い学費を払えないと母ジョニに言われるメグのシーンがあります。

彼女には遺産を残してあげてもいいのではと感じます。

しかしジョニはハーランから学費として二重にお金をもらい続けていました。

それによりハーランは学費を払うのを止める発言をしています。

遺産を相続しても母である金の亡者のジョニが関わってきます。

おそらくハーランはマルタのような心根の優しい子ならメグのことを助けてあげようとする所まで予想していたのではないでしょうか。

お金への執着の強い親族たちよりマルタを信頼したハーランの判断は正しかったですね。

ハーランの【友達】マルタのラストシーン

マルタは決して恵まれた生まれではありません。

母親が不法移民などの問題を抱えています。

しかし彼女はモルヒネなどの薬を「感覚」で判断できるほど看護士として能力も高く、献身的で真面目な女性です。

そんなマルタと碁などを通してハーランは信頼関係をより強く築いていきます。

ハーラン亡き後、ウォルターたちはまるで彼女に情けをかける様に生活の援助をする事を約束しましたね。

しかし遺産が全てマルタに相続されると知ったとたんに全員見事なまでに豹変するのです。

一体今までの関係はなんだったのか。

そんな彼女が物語のラスト

My house

My rules

My coffee

と書かれた冒頭にも出てきたマグカップを手に持ちながらハーランの親族たちを屋敷から見下ろす印象的なシーンで物語はエンディングを迎えます。

明らかな立場の逆転ですね。

もうマルタは社会的弱者ではありません。

その時おそらく彼女は感じたでしょう。

ウォルターたちは善意だけで自分を助けようとしていたわけではない事を。

刃の館の謎

ハーランは自身のナイフで首を切って自殺します。

しかし吐瀉物まみれのランサムがマルタを殺そうとするシーン。

彼はたくさん飾られているナイフの中の1本を手にとり襲いかかります。

ですがそのナイフはジョークナイフ、とても人を刺せる代物ではないおもちゃだったのです。

印象的な飾られ方をしていたナイフ達は全ておもちゃだったのでしょうか。

それともランサムが手に取った物だけなのか。

真相は分かりませんが、なによりマルタが無事で良かったですね。

大おばあちゃんの謎

ハーランの母、ワネッタは年齢不詳の謎多きキャラクターです。

しかし強烈な存在感を放ちます。

意識がどのくらいハッキリしているのか誰も分かりません。

どうやらランサムのことはうっすらと認識しているみたいですね。

好物はおそらくサーモン??

ブランはそんな彼女から時間をかけてでも情報を聞き出そうとします。

はたして成功したのでしょうか。

謎は深まるばかりです。

まとめ

前半で事件の真相を教えてくれるという大胆な手法。

ここからどうなっていくのかと非常にワクワクする展開でしたね。

ダニエル・クレイグの今までの印象とは違った少しお茶目な探偵ブノワ・ブランも良かったですね。

そんな王道ミステリー映画「ナイブズ・アウト」ぜひともシリーズ化希望です!!

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